徳田重男|AVがちょこっと楽しくなるAV男優プロフィール
File No.52:徳田重男(とくだしげお)とは?
正確なデビュー時期は不明だが、本人が各メディアで答えているインタビューの受け答えを鵜呑みにすれば、1994年頃にデビューしたと思われるAV男優(別名義:松木梅吉)。
※補足:インタビュー記事や作品によって男優歴に差があり一致しない。中にはデビュー時期の年齢と男優歴に明らかな矛盾が生じている記事も…
本人曰く、還暦間近の59歳で男優デビューするという離れ業をやってのけたということもあって、過去には有名な海外メディア(タイム誌、CNN、AFP通信、ミラー、BBC(←芝公園の増上寺で密着取材)など)で取り上げられたことがあるほか、世界最高齢の現役ポルノスターとしてギネス世界記録(2017年9月時点)にも認定されている。
※補足:かつて、安田義章氏という大正生まれ(1918年)のAV男優がいたが、2008年に亡くなられた(90歳)ため、現時点では間違いなく最高齢の現役AV男優になるはず。
遅咲きのAV男優ということもあり、社会人経験も豊富(さらに第二次世界大戦で空襲体験あり)で、大正大学卒業後は様々な職を転々(電気部品メーカー、パチンコ台メーカーなど)としてきたようだが、旅行代理店勤務時代に会社に黙って遂にAV男優デビューを果たしてしまった(旅行代理店では担当が一般ツアー客ではなく寺担当であったことから出張が多く、AV撮影のある日は日数をごまかして現場入りしていたことを後のインタビューでカミングアウトしている)。
ちなみに、AV男優になったのは、知る人ぞ知るポルノ界の巨匠・ヘンリー塚本監督にスカウトされたのがキッカケだが、そもそも監督の目に留まりスカウトされることになったのも、AVにハマり家で観たくなった徳田氏が直接AVメーカー(FAプロ)に出向いて作品を買っていた(理由:店で買うのは恥ずかしかったから)という経緯があったからこそで、その斜め上をいく発想が素晴らしい(時代的にネット通販はまだ主流ではなかったとしても、普通は近隣の店で購入するものかと…w)。
何にせよ、約2年にわたり月1ペースでメーカーに通い続けていた徳田氏をヘンリー塚本監督が口説き落とした結果、徳田氏はAV男優として新たな一歩を踏み出している。
※補足:既婚者で子供(娘には男優をしていることがバレているらしい)や孫もいる。
少子高齢化が年々深刻化する中で熟年ポルノ業界は比較的好調だったらしく、高齢者から人気のあった熟年専門のAVメーカー「RUBY(ルビー)」の作品に出演したことで知名度が上がり、いくつか代表作(『禁断介護』『ボイン大好き亀市じいさん』など)も残しているが、さすがに年齢に逆らうことは出来ず、近年の撮影は年に1本あるかないかくらいにまで激減しているようで、徳田氏が出演する新作自体がレアなものになってきている(以前は頻出していた『禁断介護』シリーズも近年は別の高齢AV男優(山田裕二、羽村鈍器など)がメインを張っている)。
※補足:ピーク時には月7本程度(年間60本前後)の撮影を行っていたようで、これまでの出演本数は約350~400本ほど。また、勃ちや発射が悪い時は撮影に替えチン(別の男優)を用意しているとのこと。
複数プレイは苦手という徳田氏は、一時期、バイアグラを服用して撮影に臨んでいたこともあった(心臓発作を起こして以降は控えているとのこと)ようだが、体力が続く限り男優業は続けたいと言っていた(以前は80歳で引退すつもりでいたらしい)ので、今後も無理せずギネス最高齢の現役AV男優の記録を塗り替え続けてほしい。