田淵正浩|AVがちょこっと楽しくなるAV男優プロフィール
File No.44:田淵正浩(たぶちまさひろ)とは?
1990年1月、横浜商科大学在学中(ウィキペディアによると卒業となっているが、確か中退していたような…)にデビューしたAV男優(別名:田渕正浩、小林政宏)。
四半世紀以上にわたり第一線で活躍している大ベテランで、同期に元祖マッチョAV男優の呼び声が高いチョコボール向井氏がいたが、同氏が引退(2007年)してしまったことで、おそらく現在最も古くから男優業を続けている現役AV男優に該当するものと思われる(つまり、現役では先輩がいない)。
そのため、今では同業者やAV監督、AV女優から〝レジェンド〟としてリスペクトされている田淵氏だが、もともと引っ込み思案な性格でビビり症だったらしく、工事現場のアルバイトで知り合った先輩・小畑さん(後に「ファイターヒロ」の芸名で男優デビュー)にしつこく誘われ、実入りの良さから安物エロ雑誌のモデルを引き受けた(1989年10月~12月)ことがAV男優になるそもそものキッカケとなっている。
顔が出ないことを条件にエロ本のモデル(3時間で15,000円×3回出演)をした田淵氏であったが、案の定、そのまま終わりというわけにはいかなかったようで、その流れで翌年1月に、結局、AV男優デビュー(相手は元AV女優・鮎川真理さん)を果たすことになった。
若手時代は勃たないなどの失敗に加え、当時(1990年代)は今ほどコンプライアンスが重視されていた時代ではなかったために、ビビり症であった田淵氏にとって、チンピラのようなオラオラ系の先輩や監督のいる現場(女優も怖い人が多かったらしい)に戸惑うことも多かったようだが、実入りの良さ(1年目:3万円/2年目:4万円/3年目:5万円/4年目:6万円(MAX5万と言われる男優業界において6万は例外?)ちなみにピーク時の最高月収は約360万円)に惹かれ、いつでも直ぐに辞めてやるくらいの気持ちでアルバイトと割り切ってやっていたのが結果的に功を奏した(下手ながらも一生懸命さが周囲に伝わり、可愛がられたのも続けられた理由のひとつ)ようで、50歳を超えた現在も現役バリバリの最古参として作品に出演し続けている。
※補足:ただし、両親にはAV男優をしていることを死ぬまで反対された。
とはいえ、30年以上カラダを張ったAV男優業を続けていれば、それなりに悩みもあったようで、虚弱体質で体力面に不安のあった田淵氏はいつしか慢性的な疲労を感じるようになり、20代後半に一度挫折しかけている。
そんな時、たまたま手にした1冊の本(『快医学』)にいたく感銘を受けた田淵氏は著者である瓜生良介先生(故人)のもとを訪ね、鍼灸院の仕事を手伝いながらカラダの健康・維持方法について教わり、体調面の不安は解消したとのこと。
これがキッカケで、「鍼灸」や「東洋医学」にも関心を持ち、今ではAV男優きっての健康マニアとして健康や性に関するセミナーや講座を定期的に開催しているほか、書籍(『レジェンド男優の食事術』『おとな48手 心と体にやさしいメソッド』など)やDVD(『早漏改善ブートキャンプ』など)なども多数販売しているので、田淵氏メソッドやセックスハウツーに関心のある方は手に取ってみてはいかがだろうか。
キャリア30年超のレジェンド男優だけあって、田淵氏に関する情報はまだ山ほどあるのだが、切りがないため、個人的に紹介しておきたい実績やエピソードなどを下記にザッと挙げておくので、興味があればどうぞ。
・「AV OPEN ~あなたが決める!セルアダルトビデオ日本一決定戦~(2016年)」男優賞受賞
・ウルトラマンで知られる実相寺昭雄監督(AV監督でもあった)がメガホンをとった三上博史主演の映画『屋根裏の散歩者(1994年版)』にちょい役で出演している。
・既婚者(20代前半に年上女性と1度結婚したが後に離婚。後に30代後半で再婚(六本木のバー従業員とできちゃった(娘)婚)し現在に至る)
・自身のサインはよく見ると男性器に見えるような工夫がされている。
・20歳の頃よりも今の方がペニスはデカい(硬さはトップレベルという噂も…)らしい(幼少期に母親から「お前のおちんちんはちっちゃい」と言われ続け、学校のプールの時間に周りに比べてやはりちっちゃいことを自覚している)
・撮影前日(40歳以降)は飲酒をしないほか、近年はメンズエステでムダ毛処理(脱毛)もしている。
・女優さんか指名されることも多い。
・AV作品では嫌味な上司(夫)役でのねちっこいプレイが目立つが、プライベートではほのぼのとしたイチャイチャセックスを好む。
・無修正作品にも出演している(主にDTI系列のアダルト動画サイト(カリビアンコム、一本道、HEYZO、パコパコママ)などで視聴可能【参考】『』など】)。
・共演女優さんはもちろん、同業者(後輩)に対する気遣いや面倒みも良い。
レジェンド田淵さんに
叙々苑に連れて行ってもらいました😆
性長するための秘訣をたくさんご教授頂きました✨
— 日森一 AV男優 ()
さすがに年齢的なものもあって、ピーク時に比べると撮影本数はセーブ(近年は作品内容や女優さんによって仕事も選んでいるようで、月に5~10現場ほどらしい)しているようだが、持ち前の大人の色気を武器に主にドラマAVをメイン(かつては企画モノが多かった)に活躍しているため、田淵氏ならではのねちっこいプレイに興味がある方は作品をチェックしてみて欲しい。
なお、AV男優業以外の活動も精力的に行っている田淵氏だが、「男優虎の巻チャンネル」のグルメドラマ『』もYouTubeで好評配信中なので、興味があればどうぞ!